<NEWS Release>
2017年3月21日
ニュースキンジャパン株式会社
「ニュースキンジャパン
Force for Good
基金」
2016年度 活動報告
ニュースキンジャパン株式会社は、「ニュースキンジャパン Force for Good* 基金」(以下FFG基金)の2016年度における活動状況を報告いたします。
FFG基金は、未来を担う子どもたちを支援するためにスタートし、会員と社員による寄付が継続的に行われています。そして設立10周年を迎えた2016年からは、さらに支援の輪を広げるため、全製品の売上利益の1%を子どもたちの笑顔をつくる活動に役立てる「One for Smiles」を開始しました。
2016年度(1月~12月)にFFG基金へ寄せられた寄付金は1億60万7,267円となり、基金設立からの累計寄付金額は7億円を超えました。
<2016年度ニュースキンジャパン
Force for Good基金 支援内訳>
2016年度 寄付金額合計100,607,267円
2016年は、東日本大震災 被災地への継続的な支援をはじめ、支援を必要としている子どもたちへの サポートを続けると共に、平成28年熊本地震が発生した際には迅速に義援金を寄付いたしました。 また、新たな食糧支援「セントラルキッチン」、学校変革プログラム「リーダー・イン・ミー」への 支援を開始するなど、今後も子どもたちの輝く未来と笑顔をつくるさまざまな活動を強化していきます。 支援の詳細は、次ページのとおりです。
* ニュースキンが「人々がより豊かになるための力となる」という企業理念に基づき行っている社会貢献活動。
累計寄付金額(2006年〜2016年12月末)
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2億7,786万円
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2016年度寄付内訳 |
子どもたちへ食糧支援 |
1,800万円 |
フード フォー キッズ |
600万円 |
児童養護施設や母子家庭で暮らす子どもたち7,000人へ、セカンドハーベスト・ジャパン(以下2HJ)を通じて食糧支援をしています。「フード フォーキッズ」では、103ヵ所の児童養護施設へ毎月食品を提供しました。
また、12月には女子プロゴルファー永井 花奈選手、会員、社員の総勢30名が都内の児童養護施設を訪問し、子どもたちと一緒にお菓子や文房具をラッピングする「クリスマス ギフト プラン」を実施。岩手県・宮城県・福島県にある15の児童養護施設と、保育園の子どもたちに届けました(700セット)。
■セントラルキッチンによる新たな食糧支援【NEW】
2016年度寄付内訳 |
セントラルキッチン |
612万4,632円 |
2016年10月5日にオープンした、日本で初めてとなるフードバンクによるセントラルキッチン(大量の調理を1ヵ所で行う施設)の創設を支援しました。2HJが運営する「ハーベストセントラルキッチン」では、寄付された食材を管理栄養士を中心にして、バランスのとれた食事に調理し、食べることに困っている人や子どもたちに提供します。現在は東京都足立区と連携し、週3回、ひとり親世帯や学習支援施設にお弁当や軽食を提供するなど、新たな支援プロジェクトを開始しています。
日本初・最大のフードバンク。フードセーフティネットの構築を目的とし、児童養護・母子支援・障害者支援等の福祉施設や生活困窮者などに食品の提供を行っている。フードセキュリティ(日常生活を送るために、安全かつ栄養のある充分な食べ物を適切な手段により得られること)に欠く人々に充分な食べ物を提供するため、2HJは食品企業、行政機関、宗教団体やNPO法人などと連絡を取り合い、食を通じた新しい社会づくりを目指している。2015年の食品年間取扱高は1,767トン、食数に換算すると400万食以上を提供したことになる。
累計寄付金額(2011~2016年)
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2億7,077万6,612円 |
2016年度寄付内訳 |
亡くなった会員の子どもたちへの奨学金 |
109万円 |
スマイル ライブラリー プラン |
771万6,901円 |
クリスマス ギフト プラン |
175万5,883円 |
キッツ フォー キッズ プロジェクト |
356万3,979円 |
2011年の東日本大震災直後には義援金1億円を被災地へ寄付すると共に、ニュースキン製品と救援物資を直接届けました。また、被災した子どもたちへ奨学金を寄付するなど、さまざまな支援を継続的に行っています。
2016年は、本をとおして子どもたちの笑顔をつくる「スマイル ライブラリー プラン」で、福島県南相馬市の全小学校15校に図書(3,479冊)と書架(15基)、文房具セットを寄贈しました。図書は、各小学校からの希望を募り、地元の書店に発注するなど、子どもたちの希望や地域のつながりを大切に実施。2013年から今までの寄贈数は累計2万冊を超えました。
2016年4月14日の熊本地震発生後、被災地復興支援のため、熊本県へ500万円の義援金と共に、被災地で必要とされるニュースキン製品や水を配りました。
6月に行われた「FFG Day2016*」では、東京、名古屋、大阪、福岡のエクスペリエンス センターで、会員と社員が協力し、文房具セットを作成。熊本県上益城郡益城町の全小学校5校(2,125名)の子どもたちを笑顔にするために、2HJ と共に直接届けました。
*福島県南相馬市の全小学校15校(2,200名)分も作成。
累計寄付金額(2016年)
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1,525万4,545円
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2016年度より一般社団法人The Global LeadershipImpact Fund Japanとメインスポンサー契約を結び、「リーダー・イン・ミー」の支援を開始。これはフランクリン・コヴィー社によって提供される「7つの習慣®」をベースにつくられた学校全体で取り組むプログラムです。
これにより、子どもたちはあらゆる場所や時間、活動の中で継続的にリーダーシップを学び、身につけていくことができます。現在、茨城県猿島郡境町の全小学校5校(1,200名)が3年間プログラムを実施しています。
累計寄付金額(2000年〜2016年)
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4,940万円
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2016年11月、認定NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラストへ、霧多布湿原の保全活動や環境教育活動を支える車両を寄贈しました。
支援を開始した2000年からの寄付金は、霧多布湿原の買い取り保全地850ヘクタールのうち約4割の土地購入に使用。また、湿原の保全をはじめ、地域の子どもたちへの環境教育や自然体験学習などに役立てられています。
SAFIのノウハウを教わった
農業指導員が、各農家へ指導
2007年に開始したSAFI*では、何世代にもわたっ て家族が自立できるように、農業の生産性を高める ための知識や技術指導を行います。2016年度は1,009世帯、累計2,604世帯に広がりました。
マラウイ現地の環境に合わせたこのプロジェクトにより、販売用の作物も収穫できるようになった農家が増え、多くの家族の自立を支援しました。
*スクール オブ アグリカルチャー フォー ファミリー インディペンデンスの略(家族の自立を支援する農業学校):ここでは近隣の村から約35の家族が選ばれ、学校に通い、農業経営、灌漑、栄養、畜産、および漁業について様々な農業分野について学びます。